ルーアンの中心にそびえるルーアン大聖堂を目指して石畳を散策中、大聖堂脇の小道に佇む小さなカフェに目が留まりました。
Dame Cakesという名のカフェ。
飴色の美しい天然目のファサードに縁取られたショウウィンドウに、美味しそうな焼き菓子が所狭しと並んでいる。
道ゆく人は次々に足を止め、みんな写真を撮ってゆく。
Dameはフランス語で女性という意味なので、男性連れで入っても大丈夫なのかと心配したけれど、「2人でお茶飲みたいんですが…」と声をかけたら、快く席に通していただけた。中に入ったら男性もちらほら。つまりは女性専用という意味ではないようだ。
入り口のカウンターの後ろには、フランスの老舗高級紅茶ブランド、マリアージュフレール/Mariage-Frèresの缶がズラリと並ぶ。
ちょうど1階席が満席になったところで、まだ誰も座っていない2階の席に通していただいた。
フランスのアパートの一室のような、乙女心をくすぐられる可愛いインテリア。
ケーキや焼き菓子は、プロフェッショナルが作ったような完璧な美しさだけれど、どこかお婆ちゃんが焼いてくれたような素朴さが漂う。
それが一人一人違った、アンティークの食器に乗せられてサーブされる。
ところでここのカフェ、ほとんど英語が通じない…w
英語で伝えても理解はしてもらえているようなのだが、ぜーんぶフランス語で返ってくる…
店員さんは皆フレンドリーなので快く対応していただけるのだが、フランス語がわからない人は少し苦労するかも。
でもそれも、旅の楽しみの一つかもしれないなって思います。
だって英語が通じないところへ旅する機会って、意外と少ないもの。
お姉さんの可愛らしいフランス語の発音に時々キュンとしながら(笑)、観光客気分をしっかり満喫。
私たちは試行錯誤でのお姉さんとのやりとりの末、きちんと希望どうりのお菓子とコーヒーを注文できました…w
ああ、なんて幸せな時間なんだろう♡
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