チューリッヒのおいしいジェラート屋さん

ジェラートと言えばイタリア…というイメージがあるかもしれませんが、イタリアのお隣スイスにもおいしいジェラート屋さんがあります。

私のお気に入りは地元チューリッヒのジェラーティ・テルホフ(Gelati・Tellhof)
チューリッヒ市内にカフェを備えたジェラート屋さん【➡︎Gelati Tellhof】が一件ある他に、チューリッヒ湖沿いのプロムナードの一角【➡︎Gelati am See】とスイス国立博物館(Landesmuseum)の裏【➡︎Gelati am Spitz】にフードトラックがいつも止まっています。

私の趣味は週末に市内をカメラ片手に散歩することなので、晴れた日曜日の午後はその道すがら、湖沿いか博物館裏のフードトラックの行列に並ぶのがお決まりのコースになっているのです。ときどきカフェにも顔を出します。

この記事を書いている2020年5月1日は、新型コロナウイルスの影響で外出自粛規制が執行中なのですが、少しずつ規制が緩和されてきて本日から一部営業が再開されたところ。カフェは閉鎖されたままですが、テイクアウトとフードトラックの営業が再開されたので、また散歩の途中に行列に並ぶのが楽しみです。(湖沿いのプロムナードは現在も閉鎖されたままなので、規制が終わるまではSeefeldのMonocle Cafeの前にて土日のみフードトラックで営業しているそうです。)

 

 

上の写真はチューリッヒ湖沿いのプロムナード/Gelati am Seeより。昨年夏の写真です。【地図はこちら

ここは天気の良い日は人通りがとても多いので、フードトラックが出動する4月〜10月にかけては必ずこの一角に長い行列ができています。週末に並ばずジェラートをゲットするのはほぼ皆無と言って良いくらいの人気ぶりです。
日本では人気のお店に行列ができるのは普通のことですが、こちらの人々は混雑しているとあっさり諦める人が多いので、行列ができるのはよっぽどのことだと思います。

テルホフ/Tellhofはチューリッヒ発のお店なので地元で注目されているし、ファッション性が高いのでメディアでよく取り上げられるジェラート屋さんでもあります。
ですから行列ができるのも当然のことなのですが、他にもジェラート屋さんがある中で、あえてここのジェラートを何度もリピートしているのは、美味しいからに他なりません。チューリッヒ市内で注目されているジェラート屋さん(4件)を食べ歩いた中で、私の好みに最も合うのがここのジェラートなんです。

お洒落なロゴのデザインやシンプル&ナチュラルな雰囲気も好きですが、フレーバーの種類と味がストライクなんです。
口当たりは硬すぎず、柔らかすぎずでちょうど良いし、甘すぎず、あっさりし過ぎず、軽すぎず、重すぎない。まさに私好み。
ミルク系のジェラートが私は好きですが、シャーベット系はびっくりするほどフレッシュな自然な風味で感動ものです。

ちなみに注文すると必ずサービスでもう1種類お試しのジェラートを乗せてくれます。
写真上はポピーシードの上にマスクメロンが乗っています。メロンはシャーベットではなくミルク系だったのですが、メロンの香りがとても良くて、シンプルなポピーシードのジェラートにぴったりなコンビネーションでした。

あくまで私の個人的な好みなんですがね。
他のジェラート屋さんのジェラートも美味しいのですが、私にはちょっと濃厚すぎて重たく感じるのに、ここのジェラートは私のために作ってくれたんじゃないかと思うくらいに、全てがちょうど良い塩梅なんですよ。本当にあくまで私の個人的な好みなんですけれど(笑)

 

 

こちらの写真↑は国立博物館(Landesmuseum)裏のフードトラックから。昨年夏の写真です。【地図はこちら

黒ごまのジェラートにお試しでピスタチオをチョイスしました。色の組み合わせが好みだったので写真を撮ったのですが、味の組み合わせも最高でした。

ここのジェラートはしつこくないので、ゴマならゴマの、ピスタチオならピスタチオの、フレーバーそのものの自然な味をきちんと味わえるんです。
しかもコーンもあっさりしていて美味しい。甘すぎず、重すぎず、サクサクしていて最高です。

 

甘いものは大好きなのですが、私はすぐに胃もたれするタイプです。
スイス国内ばかりでなく、イタリアをはじめ世界中色々なところでジェラートを食べましたが、コーンではなくカップに入れてもらうことが実はほとんど。なぜなら重たくて最後まで食べられないことが多いから。
だけどここのジェラートを食べるときには決まってコーンを頼みます。一度ウチの人が頼んだコーンをかじらせてもらったら、意外にも美味しくて以来ハマってしまいました(笑)
ここのコーンだけは、今までに完食できなかったことが一度もありません。

 

*

 

新しく立ち上げたブログ用のインスタグラムアカウントにジェラートの写真を乗せていたら、タグづけしていなかったのにジェラート屋さんに写真が見つかってしまい(笑)気に入っていただけてその写真をストーリーに上げてもらってしまいました。

偶然にも今日はスイスでロックダウンが始まって以来、2ヶ月ほどお店をクローズしていたジェラーティ・テルホフ(Gelati・Tellhof)さんが営業を再開した晴々しい日だったんですね。そんなこととはつゆ知らず、「ああ、またあのジェラートが食べたいなあ、そうだブログを書こう!」って思い立って写真を整理して、ジェラート屋さんのホームページをチェックして、「ああ、今日から営業スタートなんだ!やったー!」って文章を綴り出したわけなんです。そうしたらジェラート屋さんからスマホにメッセージが入ってきまして…ドキドキしちゃった(笑)
想いが通じちゃったんでしょうかね(*´꒳`*)

 

スイスにお住まいの方や、いつか旅行でチューリッヒを訪れる方は、チューリッヒ4区のカフェジェラーティ・テルホフ(Gelati・Tellhof)やフードトラックを見つけて、美味しいジェラートを是非とも試してみてください。

 

 

スイスは日本よりも早くロックダウンがスタートし、今では毎日少しずつ状況が落ち着いてきています。
どうなることやらとはじめは不安な日々を過ごしましたが、こちらの人々がとても前向きでおおらかな思想であるのに助けられて、パニックにはならず、自粛しながらも楽しみを見つけて日々の生活を送っております。
日本ではまだ不安な時間を過ごしておられる方も多いのかもしれませんが、どうか皆様が健康でありますように。そしてまた自由に外出したり海外旅行へも行ける日々が戻ることを祈っています。

 

面白いなと思ったらクリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村