暮らすように泊まる♡ルーアン

実は今回の旅は、出発する2日前に全ての手配をしたので、ホテルはあまり選択技がなかったのです。

だからといって、残りものの粗悪なホテルしか泊まれないということはなくて、そんな時でも私の選ぶホテルは、何かしら私の人生にエッセンスを与えてくれるご縁を、運んできてくれるのではないかと密かに信じています。

たとえ数ヶ月前に予約をして、選択技がたくさんある状態であったとしてもね。

私の人生に必要なものは、どんな状況であろうと私の前に現れる、と。

頭がちょっとおかしい人の言いぐさですが(笑)それはポジティブな出来事もネガティブな出来事も全て含めて、私の人生に必要なエッセンスを運んできてくれるという意味なので、捉えようによっては、どっちでも良いって事にもなりますね^^。

要は、頭の中をいつも希望で満たしていたいので、私はいつしかそんな考え方をするようになりました。

 

 

さてさて、そんなご縁で私の前に現れたルーアンのホテル、ドゥ ラ カテドラル/Hotel De La Cathedrale Rouenは、友達のアパートの一室に泊めてもらうようなアットホームさの、とても居心地の良いホテルでした。

 

お値段は一泊1万5千円くらいなのでリーズナブル。

豪華さはありませんが、作り込まれていない一般階級のフランスの空気を思い切り吸い込めるような感じ、と言ったら良いか。

長旅の疲れを忘れて、ホッと過ごせる空間がそこにはありました。

 

 

先に記事にした、ルーアン大聖堂素敵なカフェへは歩いて数分の距離。

ここからなら町中どこへでも徒歩でいけるので、1日だけの滞在にはとても便利なホテルです。

 

 

お部屋は決して広くなく、近代的なホテルよのうな機能性にも乏しいですが、素朴なフレンチスタイルの要素が散りばめられた小さなお部屋は、思っていたよりもずっと心地が良くて、これはぜひオススメしたいなと思いました。

 

 

中庭を囲む形で全てが配置されていて、ロビーからも、朝食のサロンからも、客室からも、どこに居ても窓からはこの空間が見えるようになっています。

 

写真はないのですが、ホテルには猫が一匹住んで居て(客室には入ってきませんが、ロビーやサロン、階段、中庭などを自由に闊歩しています。)それが更に和みのエネルギーを振りまいていました。

この猫、小柄なのですが、お腹周りがやけに丸々としていて、「妊娠してるんですか?」と聞いてみたところ、「良くお客さんに聞かれるんだけど、妊娠してないの。ただ太ってるだけなのよー」って、レセプションのお姉さんが大笑いしながら話してくれました(笑)。

きっとこの猫はみんなに愛されて、ここでのびのび暮らしているんだろうなー。

話しかけると気さくに「ニヤー」と必ず答えてくれる、人懐っこいトラ猫に、滞在中なんどもニンマリさせられてしまいました。

 

 

そして、そして、このホテルの最大の魅力、それは美味しい朝食です。

 

残念ながら、食べるのに夢中でロクな写真が残っていませんが(笑)小さなカウンターに所狭しと並ぶ朝食ビュッフェは美味しいものばかりで、朝からとっても幸せな気分になりました。

写っていませんが(汗)美味しいクロワッサンやパン、スクランブルエッグ(これが美味しかった)焼きソーセージ(これも美味しい)ハムやチーズなど、種類は少なくとも、選ばれた美味しいものたちがぎっしり詰まった朝食です。

宿泊料金とは別にお一人様15ユーロ。

ちょっとお高めではありますが、これは食べておいたほうが良いって思います。

 

 

この↑↑↑小瓶は、実はホテルのビュッフェから一つ余分に拝借してきたキャラメルジャム(笑)

朝食をいただいたときに、これをクロワッサンに塗って食べたのですが、その絶妙な甘さにとろけまして、自分へのお土産として持ち帰ってきたのです。

あまりの美味しさに、これはもうカロリーとか気にしている場合ではないと思いました(笑)



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