高品質でオーガニックなスイスのお茶

シロッコ/Siroccoは高品質のコーヒー豆や茶葉を扱うスイスのメーカーです。
創立は1908年。もともとはコーヒー豆の専売工場としてチューリッヒ湖畔でスタートしましたが、現在ではコーヒー豆よりも茶葉、特にティーバックが有名で、スイス国内では航空会社やホテルばかりでなく、レストランやカフェでもよく見かけるティーバックです。

ところで、ティーバックなんてどこでも売っているわけですが、味も品質も価格もいろいろですよね。
本格的に茶葉で入れたお茶を楽しむ、優雅なティータイムも時には良いですが、すぐに一人分お茶を入れたい時には、やっぱりティーバックが便利です。
だから常に買い揃えておきたいのですよ。

私はコーヒーもお茶も大好きですが、飲めればなんでも良いというタイプではありませんでして、より美味しいものを選びたいと思っています。

そんな私が毎日のように愛飲しているお茶は、シロッコ/Siroccoの煎茶とモロッカンミントティーです。
ティーバックとしてはちょっと値段が高めではあるのですが、この品質でこの美味しさならば納得がいくと判断し、長年我が家のティーコーナーに並んでいるお気に入りのお茶です。

ティーバックというのは手軽で良いのですよね。
お湯を沸かせてカップとティーバックを用意すれば、すぐにお茶が入れられるし、後片付けが楽ちんなんですもの。

けれどティーバックって簡単にお茶が入れられるがゆえ、品質が粗悪で安価だという、固定観念を持っておられる方もいらっしゃると思うんです。

シロッコ/Siroccoはそういったタイプのティーバックではないんですよ。

茶葉に関しては、スイスの厳しいオーガニック認定を受けた最高級品質の材料を使っています。
ティーバックの袋はナイロン製ではなく、とうもろこしの粉を原料に作られた繊維に、縫い合わせている糸は無漂白のオーガニックコットンを使用するというこだわりぶり。

ティーバックは一つずつ密閉された小袋にい入っているので、茶葉で買うよりも鮮度を長くキープできるのが大きなメリットだと思っています。
シロッコ/Siroccoの茶葉はどれも香り高いのですが、この小袋を開けるとふわ〜と新鮮な香りが広がって、なんとも幸せな気分になるのですよ。

写真上は私のお気に入りである煎茶のティーバックです。

日本では美味しい煎茶が簡単に手に入るので、日本の皆さんにはあまり魅力的でないかもしれませんが、海外のティーメーカーの煎茶って値段の良いものでも「んーー？？」と首を傾げるようなものも多いのですよ。
けれどシロッコ/Siroccoの煎茶は、日本で手に入る美味しい煎茶に引けを取らないんですよね。

静岡産の煎茶を日本から輸入しているそうなのですが、色も香りも申し分ないクオリティーです。

私は沸かしたお湯をそのまま注がずに、湯冷まし用のカップに一度入れてから、ティーバックの入ったカップに注ぎます。
ちょっとした手間ですが、これをすることでお茶の美味しさがさらに引き立つんですよ。
沸騰したお湯をそのまま注ぐと、苦味が増します。
苦味がしても美味しいことに変わりはないのですが、小さな手間のおかげで口当たりが格段にまろやかになり、さらにその香りに包まれたときの幸福感を満喫できるというわけです。