美味しくて健康的な朝食を

私はここ何年か朝食を取らない生活をしておりましたの。

体の感覚をもっと大切にして生きたいという考えに変わって、「食事の時間だから食べよう」ではなく「お腹が空いたら食べよう」という形に切り替えていったんです。
そうしたら朝起きてすぐに何かが食べたいという欲求が沸くことはなく、7時ごろ起きていろいろやっていると10時くらいにお腹が空いてくるので、10〜11時くらいに早めのランチをとるというリズムが出来上がりました。

なぜ体の感覚を大切にしたかったのかと言いますと、体の反応や感情の動きに注目すると自分に大切な情報が見えてくることに気がついたからなんです。
それで社会的な通念や常識を可能な限り退けて、できる範囲で自分の感覚に従って生きることをはじめました。

その日によって気分は変わるので、絶対に朝食は抜きと決めていたのではないですが、8割方は遅いランチと夕食の一日二食が定着していたと思います。

それがここのところガラッと変わりまして。

朝起きるとフルーツサラダとオーツ麦フレークを食べるのをワクワクしながら待っている私がいる(笑)

 

 

ここ数年、日本ではミューズリーやグラノーラが人気を博してメディアでもよく話題になっていたし、みんなこぞって食卓に取り入れていたではないですか?

でも私はその類の食べ物が苦手でして、一度も手を出したことがありませんでした。

オーツ麦ってミューズリーやグラノーラに必ず入っているもので、モデルさんなんかもこぞって毎日の食事に取り入れる、ヘルシーで栄養豊かなスーパースードなんです。

食物繊維が豊富と言われるゴボウやサツマイモを大きく上回る食物繊維を豊富に含むので、整腸作用が非常に高く、糖質の吸収が緩やかなので太りにくいし、しかも腹持ちが良いという、ダイエットにもってこいの食材でありながら、ビタミンやミネラルも豊富に含むので美容や健康にも良い、文句のつけようがないような優秀な食材です。

でも私の体は全粒穀物を激しく受け付けないのですよ。

穀物や豆類などの種系の食物に含まれる成分によって、私はいつも胃の痛みや頭痛を発症し、体が冷えるので、玄米などもそのまま食べることができないんです。

いろいろな諸説があって毒ではないと説いている研究者の方もおられますが、穀物の胚芽部分に含まれるアブシジン酸という成分が体内に流入すると、ミトコンドリアを傷つけて体の働きを妨げるという説があるんですよね。

種って発芽して子孫を増やすために存在しているものじゃないですか。だから発芽を邪魔されると反撃に出るというわけです。

でも玄米の場合は、炊飯前に乾煎りすることで発芽毒の発生を制御することができます。

オーツ麦も全粒穀物なので発芽毒を含むわけなんですが、ローストしてあるものなら私は問題なく食べられるので、アブシジン酸は破壊されているものと思われます。

 

 

私が好んで食べているものは、プレスしたオーツ麦をローストしたものです。

食感はコーンフレークのようにサクサクで、噛むとすぐに砕ける感じです。
普通のオーツ麦のように歯応えがあるものではなく、またオートミールのように一晩水分につけておく必要もありません。
冷たい牛乳に10分くらい浸せばドロドロに柔らかくなるので、コーンフレークのように牛乳をかけてそのまま食べても良いと思います。

ただしあまり大量に摂取すると、食物繊維の取りすぎでお腹が痛くなったりする可能性があるので、フルーツやヨーグルトのトッピング的にふりかけて食べるのが良いと思います。

私は常備しているフルーツを小さく刻んだフルーツサラダとヨーグルトにふりかけて食べるのが好きです。
林檎、洋梨、バナナはだいたい常備しているので、それに季節の果物を入れる感じ。

はちみつやメイプルシロップをかけると甘味が加わると共に、果物から水分が出てきてオーツ麦フレークと絡まりやすくなって食べやすいです。

個人的に私はサクサクな食感を楽しみたいので、フレークが柔らかくなる前にささっと食べてしまうようにしています。

 

 

リンゴ、洋ナシ、イチゴを刻んだものに、クワルク/Quark(ヨーグルトよりも若干酸味が少なくクリーミーで濃厚な、少しフレッシュチーズに似たもの)をのせて、さらにオーツ麦フレークとメイプルシロップを少々ふりかけたのが、よくある私の朝食のパターンです。(記事のはじめの方に載っている写真)

ところで私はご飯(白飯)が異様に大好物でして、ご飯を炊く香りがしただけで食べたくてたまらなくなるほど大好きなのですが、オーツ麦にも私の体はご飯を食べた時のような満足感を味わうんですよね。

オーツ麦も米も同じ穀物ですから含有エネルギーが似ているので、それで同じような満足感を得られるのだと思います。

でもオーツ麦の方が断然栄養価が高いですから、白米で炊いたご飯を食べるよりもずっと健康的かもしれません。

何しろ積極的にとって悪いことはない食材だと思います。

ところで私はこれまでヨーグルトも苦手で食べたいと思ったことがなかったのです。
それがオーツ麦と混ぜると美味しく食べられるということを、今回同時に発見することになりました。

はじめに『体の反応や感情の動きに注目すると、自分に大切な情報が見えてくる』と書いたのですが、自分に大切な栄養素は「食べたい」という反応で伝わってきたり、テレビのコマーシャルが気になったり、雑誌の記事が目についたり…などという形で自然と自分の意識に届くようになっていると思うんです。

だから私は、オーツ麦もヨーグルトも今の私に必要な栄養素が含まれている食材なんだと思っています。前の記事のフェンネルのところでも同じようなことを書いていますが(笑)

 

ローストしたタイプのオーツ麦は日本では入手が困難なようですが、オーツ麦自体はたくさん取り扱われていて、国産のものも多くあるようです。
フレークタイプだとフルーツやヨーグルトに混ぜたり、お菓子作りに使うなど、朝食やおやつに食べるしかできませんが、プレーンなオーツ麦ならばご飯と一緒に炊くことができるから毎日の食卓に取り入れやすいし、日本で手に入れるのは比較的簡単です。

この記事を読んでオーツ麦に興味を持たれたら、きっとそれはあなたに必要な情報なのかもしれません。栄養価や効能を抜きにしても美味しい食材であることには変わりないので、気になったら是非試してみてください。

リンクは参考まで。

お米みたいに炊けるオーツ麦 800g 燕麦 エンバク オート麦 オート 炊飯用オーツ麦 お米に混ぜる麦 オートミール シリアル ホールフード ロールドオーツ OAT MEAL 特許製法の精麦方法 糖質カット 糖質オフ 糖質制限 LOHAStyle

※私のように発芽毒で体調が悪くなってしまう人は、是非、オーツ麦を調理する前にフライパンで乾煎りしてみてください。

面白いなと思ったらクリックをお願いします✨
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村