前の記事ミラノサローネ2019 / 照明器具部門に続く、国際家具見本市・ミラノサローネのレポート第2弾は今年の注目ブランドを集めたS.Projeck部門、ホール22・24のレポートです。
S.Projeckは今年から新しく誕生したカテゴリーで、業界で注目される66の選抜された企業のブースが並びます。常連ブランドからニューフェースまで様々な企業が軒を揃えていましたが、その中でも最も注目を集めていたのは、10年ぶりにミラノサローネに復活した老舗ブランド、B&Bイタリアだったのではないでしょうか。
そのほかにはフリッツ・ハンセン/Fritz Hansen、カール・ハンセン/Carl Hansen、ムートー/Muuto、ルイス・ポールセン/Louis Poulsenなどの北欧ブランドも多く出店していたようです。
会場案内図ホール22、24の上方にあるSaloneSatelliteは、若手デザイナーの展示スペースで無料で見学ができます。NENDOも2004年にここからスタートしたんだとか…^^
写真上はB&B ITALIA/B&Bイタリア。通常はミラノ市内、ドゥオーモの近くにあるドゥリーニ通りのショールームで新作を発表していたB&Bイタリアですが、今年はサローネの会場で新作を発表。
会場内で一番大きな(多分)スペースを確保して、B&Bイタリアの洗練された美しいラインをお披露目していました。予想どうりの混雑ぶり。
こちらは北欧家具の大御所、フリッツ・ハンセン/Fritz Hansen。
「どうぞ見てください」と言わんばかりの豪然ぶりが眩しいB&Bイタリアに比べると、フリッツ・ハンセンは優しく包み込んでくれるみたいに、居心地の良いインテリアデザインを展開する。
やや暗い展示スペースは、まるで親戚のおばさんの家に夜遅くに訪ねていったみたいな安堵感が漂う。
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