ミラノサローネへ行こう❶登録&チケット購入

ミラノサローネ/国際家具見本市は、毎年イタリアミラノで行われるインテリアデザインを中心としたデザインの大イベント。
インテリア、建築、デザインに興味のある人やその道で仕事をしている人はきっと、雑誌やネットの情報などでこのイベントのことを知っていると思います。

実際に家具の流通やデザインに関わる仕事の関係でイベントを訪れる人は多いので、選ばれし者以外には扉が閉ざされていると思われがちですが、実は入場料さえ払えば誰もが見学できるイベントでもあります。

 

展示面積は20万㎡以上に及ぶ世界で最も大きなインテリアデザインの展示会で(日本で一番大きな国際展示場である東京ビッグサイト/8万㎡の約2.5倍の展示規模)、世界中から30万人以上の人々が訪れるというその規模に注目が注がれますが、すごいのはそればかりではありません。

実はミラノサローネはこの時期にミラノ市内で行われているミラノデザインウィークの一部であり、ミラノデザインウィーク中のミラノ市内ではたくさんのデザインに関するイベントが行われているばかりか、普段は入りにくいデザイナー家具のショップやショールームなどにも気軽に足を運べるし、様がまな展示が町中で行われている、デザイン好きにはたまらない期間でもあります。

ミラノ全体がデザインに活気付くこのエネルギッシュな時期に、ぜひミラノを訪れて、そしてミラノサローネへも足を運んで欲しいなという思いを込めて、ここでは個人でミラノサローネに訪れるための手引き的に、チケットの買い方やミラノサローネのイベント会場であるフィエラミラノ/FieraMilanoの会場についてなど、まとめたいと思います。

 

 


■ チケットの購入方法

入場チケットは事前にオンラインで購入することができます。

イベントが開催されるのは通常毎年4月中の1週間程の期間で、ミラノサローネの入場チケットの販売は開催日の1ヶ月前くらいから始まります。(ちなみに2019年は4月9日から14日まで開催され、2020年は4月21日から26日の予定と現在のところなっています。)
2月、3月くらいには一度サイトにアクセスして、日程を確認しておくと良いでしょう。

チケットが売り切れる心配はないので、発売開始と同時に購入しなくとも大丈夫です。
当日会場にてチケットを購入することもできますが、かなり割高になるので事前にオンラインで購入しておいた方が良いでしょう。

ミラノサローネ公式サイト/Salone del Mobile.Milano(英語)

ミラノサローネ日本語サイト

 

英語が苦手な方は日本語サイトで情報収集ができますが、実際にチケットを購入する際には英語(もしくはイタリア語)の公式サイトに移動します。

 

まずはじめにやらなければならないのは、個人情報の登録です。

業界関係者として見学するのか、一般公開時に入場するのかなどによって、購入するチケットの種類や登録方法が若干異なるので、あらかじめ一通り読んでから進めると良いと思います。

 

 

右上のLOGINをクリックすると登録ページに進みます。
ここで業界関係者一般の二つに登録ページを分けられますので、どちらで登録するのか決めておきましょう。

ちなみに業界関係者として登録してしまうと、一般のチケット購入はできません。
業界関係者用の公開は火曜日から金曜日まで、一般公開は土日となっており、メーカーによっては多少展示の体制が変わるようです。チケットの価格も異なり、業界関係者向けのチケットの方が若干割高です。

ちなみに業界関係者向けのチケットは

1回入場券 → オンライン購入 26€、当日券 37€
3回入場券 → オンライン購入 48€、当日券 71€
6回入場券 → オンライン購入 60€、当日券 89€
プラス、ミラノ市内からの交通費をプラスしたチケットなどがあります。

一般向けのチケットは一日券のみ

土日一般入場券 → オンライン購入 25€、当日券 29€

チケット価格はミラノサローネ日本語サイトを参照してください。

 

ところでこの業界関係者枠なのですが、バイヤーやデザイナーばかりでなく、建築士や建材メーカーの従業員、フォトグラファーやジャーナリストなど、クリエイティブな職業は幅広く登録が可能です。しかもコントロールはされません。

住所、名前、電話番号、Eメールアドレス、会社名など登録しなければなりませんが、あまり難しく考えなくても大丈夫だという気がします。
例えばブログを書いている人は、フリージャーナリストと名乗るとか、そういうことも出来ますよね。

一般で登録をしても多少簡略化された同様の個人情報の提供を求められます。

 

ちなみに一度業界関係者で登録をしてしまっても、違うメールアドレスを使って一般で登録し直すことも出来ます。業界関係者としてログインしていると、一般のチケットは購入できない仕組みになっているのでご注意ください。

 

ちなみにこの登録後は毎年同じユーザーネームとパスワードでログインができますので、何度も行く予定のある人は一度登録してしまうとあとが楽です。

 

チケットの購入はイベントの1ヶ月くらい前にならないと出来ない(サイトにチケット購入のページは表示されない)のですが、個人登録はいつでもできるようになっています。

英語かイタリア語になりますが難しい質問はありませんので、ホームページの指示に従って個人情報の登録を済ませてください。

 

 

個人情報の登録が終わったら、登録したメールアドレスに確認のメールが届きます。(上の画像を参照)

Confirm Accountをクリックしてアカウントの解説を了解してください。

 

ここまでが個人情報登録の流れで、この後やっとチケットの購入ができるようになります。

ログインした状態で、サイトの右側に『Ticket』というメニューが確認できるかと思うので、そこから購入の手続きに進みます。

クレジットカードを使って決済します。

 

 

購入手続きが終了してクレジットカードが決済されたら、上↑のようなメールが届きます。イタリア語がわからない人はちょっとびっくりすると思うのですが…。ちなみに私もイタリア語はわかりません。

点線で囲った部分のリンクをクリックするとチケットがダウンロードできるようになっています。
ちなみにダウンロードページには飛ばず、いきなりダウンロードがスタートするのでそのつもりで。
チケットのPDFファイルが入った(数枚買った人はその枚数分が一緒に入った)ZIPファイルがダウンロードされますので、解凍してチケットを一枚ずつプリントアウトし、当日忘れずに持参しましょう。

入場はプリントアウトしたチケットを、入り口に設置されている機械に読み取らせるだけです。

 

以上がチケット購入までの流れでした。

会場については次の記事に続きます。

 

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